リップルとは?特徴やメリット・デメリットを解説
リップルは送金に優位性を持った通貨で、大手クレジットカード会社もリップルの機能を搭載していると明言しています。
この記事ではリップルの特徴を解説すると共に、リップルのメリットとデメリットについて言及していきます。
今後仮想通貨投資を始める方、是非こちらの記事を参考にリップルの購入も検討してみてください。
①送金に特化したリップル
②リップルのメリット
③リップルのデメリット
目次
リップルの特徴
まずはリップルの特徴について説明していきます。
優れた送金システム
リップルはもともと送金システムの中で使用される仮想通貨として誕生しています。
従来の送金は非常に高い手数料と、また着金までに非常に長い時間を要していました。ビットコインでさえ送金完了までには10分程度の時間がかかり、未だに大きな課題として残っています。
対してリップルでは、なんと送金が1~4秒程度で完了します。そのため大手金融機関でもリップルが持つ機能を採用しています。今後こうした金融機関が増える度にリップルの価値も上がると期待されています。
中央集権的
ビットコインなどが使用するブロックチェーンを使用しておらず、「Ripple Inc」というアメリカの会社が一括で管理を行う、仮想通貨業界では珍しく中央集権的な体制を採用しています。金融事業と中央集権的な体制は相性が良いとされているためです。
PoCという承認システム
ビットコインが採用するPoW、イーサリアムが目指すPoSとは異なり、リップルではPoCという承認システムを採用しています。
先ほど説明したようにリップルは中央集権的な体制のため、マイニングによる競争は発生しません。
環境問題が大きな話題となっている中、ビットコインが採用するPoWは度々批判を受けてきました。
PoCではこうしたエネルギーコストを抑えることが出来るため、注目を浴びています。
リップルのメリット・デメリット
これらリップルの特徴から、以下のようなメリットとデメリットが考えられます。
メリット
国際送金手数料が安い
リップルの国際送金手数料は10円程度です。円やドルの海外送金に数千円のコストが発生することを踏まえると、非常に安いことが分かります。
国際送金が速い
既にお伝えしたように、国際送金のスピードが圧倒的に速いのが特徴です。
実用性がある
リップルのシステムを採用している大手企業は既にたくさん存在します。私たちが日常的に使用する企業も含まれているので、既にリップルの恩恵を受けているかもしれません。
デメリット
外的要因の影響を受けにくい
リップルは比較的外的要因に影響を受けない通貨として知られています。もちろんこのことはメリットでもありますが、価格上下の幅が狭いため、一度にたくさんの利益を狙う人にとってはデメリットになり得ます。
既に説明したようにリップルは既に日常に根付いています。投資商品というよりかは、金融の基盤になりつつあるという点が、外的要因の影響を受けにくい原因とされています。
まとめ
それでは最後にリップルの特徴についてまとめてみたいと思います。
- 国際送金に非常に優れており、手数料が安く、また送金スピードが速い
- 中央集権的なシステムを採用している
- PoSという承認システムによりエネルギーコストが抑えられる
- 外的要因を受けにくいため価格の変動が比較的少ない
今後もリップルは金融基盤を支える存在として成長する見込みがあります。是非こちらの記事を参考に、今のうちからリップルの保有を検討してみてください。