「ビットコインとイーサリアムどちらを選べば良い?」
仮想通貨投資を行っている人たちの中でよく聞く話題です。
これまで仮想通貨と言えばビットコイン一択でした。それが2021年に入り、イーサリアムがビットコインを超える成長率を見せています。
とは言え、時価総額で見るとイーサリアムはビットコインにはまだまだ遠く及びません。
この記事ではイーサリアムはビットコインを超える可能性があるかどうかを検証するために、イーサリアムの将来性について詳しく見ていきます。
①イーサリアムの将来性
②ビットコインとの違い
③イーサリアムとビットコインどちらを選ぶべきか
目次
イーサリアムの将来性
まずはイーサリアムが今後上昇するにあたり、重要な点を2つ解説していきます。
DeFi
DeFiとは分散型金融のことを指し、中央集権的な管理者がいない金融基盤を意味します。
DeFi市場では金融機関を挟む必要無いので、そもそも手数料が発生せず、非常にスピーディーな取引が可能です。さらにイーサリアムの最大の特徴であるスマートコントラクトも実装されるため、安全性も確保されています。
大型アップデート
現在イーサリアムはイーサリアム2.0と呼ばれる大型アップデートの最中です。このアップデートの最大の目玉は従来のアルゴリズムであった”PoW”から”PoS”への移行です。
“PoS”が実装されることで、マイニング時に発生する電力などのエネルギーが大幅に削減されることが期待されています。
イーサリアム2.0は2020年より開始されました。アップデートが行われる度に価格が上昇するという特徴があるので、イーサリアムのアップデート情報を常に確認することが重要と言えます。
ビットコインとの違い
次にイーサリアムとビットコインの違いについて見ていきます。
発行上限の違い
イーサリアムには発行上限がありません。それに対しビットコインは2100万枚と発行上限が設定されています。そのためビットコインは半減期という定期的にビットコインのマイニング料を制限する取り組みが行われます。半減期が無いイーサリアムの方が価格は安定していると言えますね。
取引承認作業にかかる時間の違い
イーサリアムはビットコインの40分の1程度の時間で取引承認が完了します。そのため、送金や決済スピードが段違いに速いという特徴があります。
PoWとPoSの違い
先ほど説明したようにイーサリアムは今回のアップデートでPoWからPoSへ移行します。これによりエネルギーの大幅な削減が期待されています。
ビットコインを超える?
それでは最後のテーマのビットコインを超える可能性について説明していきます。
過去12か月におけるビットコインの上昇率が300%だったのに対し、イーサリアムは1,000%の上昇率を誇ります。また1日あたりの取引量がビットコインをはるかに上回る事象も生まれています。
またイーサリアムの汎用性はビットコインに比較し非常に大きく、イーサリアムは単なる価値の保存手段の枠を超えていると言えます。日常生活に実際にどちらが役に立つ機能を搭載しているかと言うと、イーサリアムの方が優位性がありそうです。
実際大手証券会社の見解でも「将来的にイーサリアムはビットコインを超える」という意見も出ているので、可能性は十分にあるでしょう。
まとめ
最後に、イーサリアムがビットコインを超える可能性を考える際のポイントについてまとめたいと思います。
- 大型アップデートとDeFi市場の浸透に注目
- ビットコインとの違いに注目
- ビットコインを超える可能性も十分にある
仮想通貨市場全体が盛り上がっているので、ビットコインもイーサリアムも今後も価格の上昇が見込めます。両方とも保有しておくのも良い手段と言えますね。
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