有名ビットコイン取引所のスプレッドを比較して紹介
「思ったより儲けがでなかった」
仮想通貨売買の際にこのように思ったことがないでしょうか。ほとんど全ての取引所では売買時にスプレッドという実質の手数料が上乗せされるので、想定した利益より低かったということはよくあることです。
想定外の損失を防ぐためにも各取引所のスプレッドを理解しておく必要があります。
事前にスプレッドの知識を頭に入れ、安定した仮想通貨取引を行いましょう。
①取引所5社のスプレッドを比較
②取引所と販売所ではスプレッドが異なる
③スプレッドを狭める方法
目次
取引所でのスプレッド
まずは取引所で売買した場合のスプレッドを比較していきます。
最初にお伝えしておくと、各取引所ではスプレッドの値の公表を行っておりません。またスプレッドの幅はその時々によって変動していきます。そのため、この記事に記載のある数値についてはあくまで参考程度に使用してください。
一般的に取引所では販売所よりスプレッドが狭くなります。ただその分取引所によっては取扱い通貨が販売所より少なくなることもあるので、それぞれの取引所の特徴をしっかりと掴むことが重要です。
■コインチェック
0.05%
■ビットフライヤー
0.2%
■DMMビットコイン
取扱い無
■GMOコイン
0.10%
■ビットバンク
0.10%
取引所でのスプレッドはコインチェックが最も低くなっています。もちろんビットコインも売買可能なので、ビットコインを取引所で売買したい場合はコインチェックがおすすめと言えますね。
販売所でのスプレッド
次に販売所で売買した場合のスプレッドを見ていきましょう。
冒頭でも触れたように販売所で売買した場合、取引所に比較すると割高になる傾向があります。その分、販売所のメリットは確実に売買が成立する点にあります。
特に初心者の方は販売所形式での売買から始めることをおすすめします。
なお、こちらの数値もあくまで参考程度にご使用ください。
■コインチェック
6.0%
■ビットフライヤー
3.0%
■DMMビットコイン
0.5%
■GMOコイン
4%
■ビットバンク
1.5%
販売所形式でのスプレッドはDMMビットコインが最も割安ということが分かります。反対にコインチェックではかなりスプレッドが広く設定されているので、コインチェックで売買する場合は取引所で行い、販売所で売買する場合はDMMビットコインで行うなど、棲み分けを行うと良いかもしれません。
まとめ
最後にスプレッドを狭く(=低く)運用する方法をまとめてみたいと思います。
販売所でなく取引所で売買
この記事でもお見せしたように、取引所の方が販売所より圧倒的にスプレッドが狭いこと分かります。少しでもスプレッドを狭めたい場合は取引所形式での売買を選択しましょう。
取引所を複数登録しておく
スプレッドはその時々に変動することは既に述べました。複数の取引所に登録しておくことで、その時に最もお得なスプレッドの幅で取引を行うこともひとつの手と言えるでしょう。
こちらの記事を参考に、少しでもお得に仮想通貨投資を行っていただければ幸いです。
