「ビットコインにも確定申告は存在するの?」
「申告しないことがばれることはあるの?」
ビットコインの投資をする方で、こうした声を聞くことがよくあります。この記事ではこれらの疑問に対して誰でもわかりやすいように説明していきます。
納税は国民の義務のひとつでもあるので、こちらの記事を参考に正しい知識を身につけましょう。
①ビットコインに確定申告が必要かどうか分かる
②ビットコインの利益の無申告がばれるかどうか
③確定申告の正しい知識が身につく
目次
ビットコインの利益無申告はばれないか?
まずは確定申告を行わなくてもばれないかどうかについてお話していきます。
高い確率でばれる
税務署が仮想通貨取引所に実施する税務調査で、高い確率でばれてしまいます。
仮想通貨投資は少額から始められるため、投資のハードルが非常に低いです。これまで株などの投資を行ったことが無い方で、仮想通貨投資が初めての投資(副業)という方も多いようです。
こうした方々は自ら確定申告を行ったことが無い方も多く、無申告でも問題無いと考えがちですが、実際に無申告でペナルティを課された例は過去にも多く存在します。
必ず利益が出たら申告するようにしましょう。
無申告でのペナルティ
では仮に申告しなかった場合、どのようなペナルティが課されるのでしょうか。簡単に言うと、申告しなかった場合、通常よりも多く納税する必要が生じます。
また税務署の調査は常に行われている訳では無いので、長年無申告だった場合、忘れたころに利息も含めて請求されてしまいます。
確定申告の期日
確定申告は毎年2月16日~3月15日の間で行います。対象となる期間は1月1日~12月31日の間で生じた利益です。
また確定申告の方法は「インターネット上」「税務署に郵送」「税務署に持参」の3つの方法があります。必ず期間内に手続きを完了させましょう。
確定申告対象者
ビットコインで利益を出した全ての人が対象という訳ではありません。対象となるのは以下に該当する人たちです。
- サラリーマンなど給与所得がある人で、仮想通貨による利益が20万円以上の場合
- 専業主婦や学生など給与所得の無い人で、仮想通貨による利益が38万円以上の場合
ここで気を付ける点は、他に副収入が会った場合は合算させる必要があることです。例えば仮想通貨による利益が10万円、他にせどりで10万円稼いでるサラリーマンは、課税の対象となります。
利益確定のタイミング
こでまで確定申告の必要性と対象者について説明してきましたが、そもそも仮想通貨で言う”利益”とは何を指すのでしょうか。課税対象となる”利益”は、以下のタイミングで発生します。
- 仮想通貨を売却する
- 仮想通貨で商品を購入する
- 仮想通貨で他の仮想通貨を購入
- マイニングで報酬を得る
実は様々な場面で”利益”は発生しているので、闇雲に取引を重ねるのは得策とは言えませんね。
まとめ
以上ビットコインによる利益、課税、確定申告について説明してきました。まとめると以下のようになります。
- ビットコインの利益の無申告はばれる
- ばれると非常い重いペナルティが待っている
- 税金の確定申告は必須
ビットコイン取引をしている人の中では、自分がどれだけ利益を出しているか把握できてないケースも多いようです。必ず利益については日々記録を取り、忘れずに確定申告を行いましょう。